専攻医・人材育成

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2018年度(平成30年度)専攻医募集のお知らせ(2017年9月4日更新) 

2018年度 山形大学医学部付属病院 小児科研修医(専攻医)研修プログラムが、一次審査に合格しました。
10月から募集を開始予定ですが、詳細は10月以降にホームページでご確認ください。
 
なお、公表されている専門研修プログラム(下記リンク)は、学会による一次審査を通過したものであり、機構による二次審査の結果、修正・変更がありうることをご承知おきください。
 
専門研修プログラム(暫定版) 【PDF 2.2MB】 
 
 


 

大学病院における研修および研究の勧め

 附属病院における研修の利点は、第一に各種専門家が存在するので、オーソドックスな診療の基本を学ぶことが出来ることです。その後の研修において、研修病院を移動しても症例について相談したり、情報を求めることが出来るようになります。これは大きな財産になります。
 附属病院における研修では、重症な患者さんの診療に従事することが多く、附属病院に於ける研修を敬遠する学生さんもおりますが、重症な患者さんからは、学ぶことが多く、救急医療についても実践する機会が多くなります。また、軽症例のみの診療に従事していますと、背後にある重篤な疾患を見逃すことも危惧されます。重症な患者さんの診療では緊張を強いられますが、数多く経験することにより、逞しい医師へ成長して行くことが出来ます。気力と体力がある若い時期に、附属病院における研修をお勧めします。研修を開始するに当たり不安も大きいと思いますが、優秀かつ人間的にも優しいスタッフが指導しますので、安心して研修して下さい。緊急を要する患者さんの診療では、協力しあう教室員のチームワークの良さも是非、参考にして下さい。
 小児科専門医を育成するためのコースは、新しい専門医制度に則ったものを現在作成中です。小児科専門医を取得後は各専門分野の専門医を目指します。現在当院で取得できる専門医は、小児血液・がん専門医、小児神経専門医、てんかん専門医、周産期専門医(新生児)、内分泌代謝専門医(小児科)、臨床遺伝専門医です.その他の分野についても大学病院で専門医が取得できるように準備を進めています。また,国内の他の専門的施設での研修を受けることも可能です。現在までに、多くの施設へ派遣しております。
 研修病院を決めるに当たり、不安は大きいと思います。少ない情報で将来を決めることなく、遠慮無く相談して、多くの情報のもとに決定して下さい。
 教室では、医学・医療に貢献すべく研究も行っております。教室が現在取り組んでいる研究テーマは、遺伝性ニューロパチー、先天性中枢性低換気症候群、脳形成異常(てんかんも含む)などの病態解明と新たな治療法の確立です。それぞれの研究については、国内の多くの医療機関より検索の依頼を受けております。他にも、白血球減少症、遺伝性腎疾患などの研究も行っております。目標は、教科書に掲載される水準、即ちオリジナリティーのある研究を行うことです。
 研究を希望する研修医には、3〜4年の研修後に、大学院への進学を勧めております。当教室における研究に加えて、山形大学および他大学の基礎の研究室に於ける研究も可能であり、希望に従い、調整します。将来、ほとんどの医師は臨床医として働きますが、そのような医師にも、人生の一時期研究に従事することは、考える力やまとめて表現する力が養成されますので、お勧めします。
 最近の診療では、診断に遺伝子解析が決め手になることも多く経験します。また、重症な遺伝性疾患では、出生前診断が求められます。私達の研究室では、設備も整い、分子生物学的解析を日常的に行っており、容易に遺伝子解析を行う事が出来ます。研究室を利用して、先天異常は勿論、循環器疾患や血液疾患などの診断も行っております。研究施設を有する利点も有効活用し、高度医療を実践しております。
 山形県においては、小児科医が不足しています。小児医療に熱意のある若者および小児科学の研究に意欲のある若者の参加を強く希望しております。