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皮膚科案内

ごあいさつ

01_suzuki.jpg当教室は、1979年麻生和雄名誉教授によって開設された講座です。麻生先生は初代教授として、新設医大として始まった山形大学医学部のなかで当講座の礎を築かれました。麻生先生は、山形大着任前の千葉大時代には皆見賞受賞歴もあり、臨床と研究の両立・融合を目指し、設立時より地域医療に邁進しながらも研究マインドを忘れない先生でした。その後、1992年より2006年3月まで近藤慈夫前教授が引き継がれました。近藤先生の時代に入局された先生方の多くは、現在の山形県皮膚科地域医療を担っていらっしゃいます。そして、2007年2月より皮膚科教室三代目教授として私が前任地の名古屋大学より着任いたしました。もともと、私は本学の6期生として当大学で学び、医師になりました。そのため、母校への愛着と将来への希望の大きさは人後に落ちないことを自負しております。

 

当教室の運営方針として、キーワードとして3つの言葉を挙げたいと思います。

「信頼」:患者様、医療人仲間・同僚に対して信頼関係を構築することは、まずは重要です。しかしそれだけにとどまらず、自分に対して信頼を持てるレベルにまで自己研鑽する事が重要です。うぬぼれや自信過剰による「根拠のない自分への信頼」ではなく、本当の自分への信頼は弛まない努力と謙虚さによって初めて確立できると思います。簡単なことではありませんが、我々は医師を引退するまで努力する必要があります。

「楽しさ」:楽しくなければ、何のために働いているのかわかりません。継続して良い仕事をするには、楽しさをドライビング・フォースにしなければ続きません。楽しく働ける環境作りは教室責任者である私の大きな役割と思っております。

「一生懸命」:何事もステップアップするためには、常に全力で臨む事が重要です。いつも、どんな患者様、状況にたいしても一生懸命に誠意を持って対応する事が、周囲への信頼につながり、自分自身の向上につながると考えます。

 
 当教室の最も重要な仕事は、以下の3つの事と考えます。

①山形県の皮膚科地域医療を高いレベルで維持し、提供する。
②山形県では極端に不足している優秀な皮膚科勤務医を育て、次世代を担う人材を養成する。
③国内はもとより、世界トップレベルの研究を行ない、世界に向けて発信する。


現在、医局員の人数はまだまだ少ないですが、教室の若い先生たちは毎日明るく、楽しそうに仕事をしております。人数が少ない事は各人の仕事が増えて大変な部分もありますが、その一方で、若い皮膚科医師に対してきめ細やかな教育、指導ができております。また、山形県内の唯一の高度医療機関であるため、山形県内の皮膚科重症患者は全て当科に集まります。したがって、当科ではあらゆる種類の皮膚疾患を経験することができます。このことは、若い皮膚科医にとっては理想的な勉強環境であると思います。今後はこの状況をさらに発展させ、当教室を一流の医師集団にしたいと考えております。
研究分野は、これまで国際的にも高い評価を得てきました遺伝性色素異常症などの色素細胞に関わる研究をいっそう発展させるとともに、細胞内膜輸送(メンブレントラフィック)、ヒト皮膚色決定遺伝子(美白遺伝子やしみ遺伝子)や皮膚癌の研究も順調に発展しており、今後がますます楽しみな状態になっております。

教授 鈴木民夫

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